愛媛県 道後温泉
道後温泉は、愛媛県松山市に湧出する温泉です。
日本三古湯の一つです。
その存在は、古代から知られており、古名を「にきたつ」と言い、万葉集巻一に見えます。
なお、かつてはこの周辺が温泉郡(湯郡)と呼ばれていましたが、これはこの温泉にちなむ地名です。
伊予国(いよのくに)という名前も湯国(ゆのくに)が転じたものという説があります。
道後温泉は1905年に発表された夏目漱石の小説「坊っちゃん」の中に描かれていることでも知られていますが、毎年多くのファンが訪れる観光名所にもなっています。
「坊っちゃん」の中では、道後温泉は愛媛県を代表的する観光地とされ、2007年の道後温泉旅館共同組合からの申請により、地域団体商標(地域ブランド)に認定されているということです。
道後温泉のシンボル、道後温泉本館は、明治27年に建築された三層楼のどっしりした構えで、近代的なホテルや商店街の中にあってひときわ風格ある姿を呈しています。
浴場は二種類あり、1階の大浴場を神の湯、小さい方を霊の湯と言い、浴槽は花崗岩で造られています。
泉質は、アルカリ性単純泉で、日本人の肌に合うなめらかなお湯となっています。
湯治や美容にと多くの人たちから親しまれ、明治以来の伝統として暖かい落ち着いた感じが保たれています。
道後温泉でお勧めするお宿として、ホテル古湧園には6つの内湯、2つの露天風呂があります。
午前0時に男女入れ替えがありますから、夜と朝に入りますとすべての湯船を制覇できるでしょう。
温泉は24時間入浴できます。
また、料理もお勧めで、瀬戸内海の旬の素材を中心とした会席料理、 舟盛り、一品料理など舌を唸らせてくれるでしょう。
道後温泉の泉質は単純温泉で、温度は42~51度、神経痛やリウマチ、胃腸病や通風、皮膚病や貧血に効能があるとされています。
温泉は3回入りますと効果が現われやすいと言われていますから、ゆっくりと時間をかけながら湯船に浸かり道後温泉を満喫してみましょう。

全国温泉旅館ナビのおすすめ旅館一覧はこちら。
- セレブの森 長野県安曇野市穂高有明7327−67 電話0263-83-4558
- おにやまホテル 大分県別府市大字鉄輪335−1 電話0977-66-1121
- 静山荘 岩手県和賀郡西和賀町巣郷63地割159−13 電話0197-82-3120
- 常磐うぐいす谷温泉 茨城県北茨城市磯原町磯原2275 電話0293-42-2288
- 野地温泉ホテル 福島県福島市土湯温泉町字野地1 電話0242-64-3031
- 後楽旅館 島根県大田市温泉津町温泉津ロ205−1 電話0855-65-2023
- くらま温泉 京都府京都市左京区鞍馬本町520 電話075-741-2131
- 松屋 山形県最上郡大蔵村大字南山498 電話0233-76-2041
今日のお勧め記事 ⇒ 岐阜県 奥飛騨温泉
日本の屋根北アルプスの懐に抱かれているのが、奥飛騨温泉郷です。 雄大な大自然に包まれてゆったりとした時間が流れていきます。 自然との語らいの中から、平湯、福地、新平湯、栃尾、そして新穂高という温もりのあふれた5つの温泉地が育まれてきたということです。 山里ならではの郷愁を誘う風情、日本一と称される露天風呂、そして四季折々に豊かに表情を変える自然が、人々の心を打ちます。 飛騨温泉郷は平湯、福地、新平湯、栃尾、新穂高の各温泉で構成されていますが、大小100ヶあまりの露天風呂があ
当サイトに掲載されている店舗情報、営業時間、などは、記事執筆時の情報です。最新情報はオフィシャルサイトにて確認していただければと思います。