兵庫県 城崎温泉
城崎温泉は、兵庫県豊岡市城崎町にある温泉です。
平安時代から知られている温泉で1300年の歴史を誇っています。
江戸時代には、海内第一泉と呼ばれていて、今もその碑が残っています。
基本的に七湯ある外湯めぐりが主体の温泉です。
その筆頭である一の湯は、江戸時代には新湯(あらゆ)と呼ばれていましたが、医師香川修徳が泉質を絶賛し、海内一(日本一)の意味を込めて一の湯に改名しています。
また、さとの湯は正式名称を豊岡市立城崎温泉交流センターと言い、浴場施設及び研修室が指定管理者制度による公設民営、その他の施設が市営であり、施設内に豊岡市城崎総合支所温泉課があるということです。
兵庫県北部に位置する城崎温泉は、古い歴史を持つ全国でも数少ない温泉地の一つです。
コウノトリが傷を癒したという伝説がある鴻の湯、道智上人が難病治療を願って曼陀羅を修めて掘りあてたと言い伝えられている曼陀羅湯などがあり、文豪志賀直哉がこの地を訪れて「城の崎にて」を著したことはあまりにも有名です。
その志賀直哉ゆかりの宿が、城崎温泉・三木屋です。
志賀直哉の代表作・城の崎にては、三木屋から誕生し、現在でも執筆当時の面影を残し、窓際の籐椅子や部屋の隅にある机など、志賀直哉が宿泊した部屋を見ることができます。
創業260年の歴史を誇る三木屋は、数奇屋造り木造3階建てで、古びた佇まいの中に格式と風情があります。
大正時代の北但大震災によって壊滅状態になった温泉市街地は、町民の努力によって驚くべき速さで復興を成し遂げ、それらの歴史的背景とともに城崎温泉はこれからも進化していくことでしょう。
木造の旅館や店が軒を連ねる昔ながらの温泉街では、夕方ともなりますと外湯へ向かう人々で賑わいを見せます。
スマートボールの遊技場や土産物店の明かりが、いで湯の街を灯します。
宿ごとに趣向を凝らした浴衣を着て、下駄をと鳴らしながら、城崎発祥の外湯めぐりを堪能できます。
また、冬場はカニと温泉が魅力となります。

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