大分県 由布院・湯平温泉
湯平温泉は、大分県由布市湯布院町湯平にある温泉です。
その歴史は、隣接する由布院温泉よりも古く、言い伝えによりますと、鎌倉時代に始まるとされ、史料でも室町時代には存在していたことが確認されています。
昭和の町村大合併で旧由布院町と合併して旧湯布院町となる以前は、療養型温泉として知られ、戦前は別府温泉に次ぐ、九州で第2位の入湯客を誇る温泉地として名を馳せていました。
現在のような温泉街の骨格が出来上がったのは江戸後期で、今から約300年前に工藤三助という人が現在の石畳を作ったのがきっかけと言われています。
以来、湯治場として発展をつづけ、大正から昭和初期にかけて一時代を築き上げています。
今では、温泉旅館やペンションなどが共同で営業しているショットバーも登場し、昔ながらの雰囲気だけではなく新しいものも取り入れられています。
湯平温泉は、由布市湯布院町の南部にある山あいのいで湯です。
300年の歴史を誇る古い温泉で、石畳の道を挟んで両側に約40軒の旅館や湯治客用の貸間、そして商店が軒が立ち並んでいます。
泉質は、単純食塩水で胃腸病などの飲用効果は広く知られていて、共同浴場も5ヶ所設けられています。
金の湯には、足湯も設置されています。
放浪の俳人として知られる種田山頭火も1930年(昭和5年)に湯平温泉を訪れ、句を残しています。
湯平温泉街の鄙びた風情や情緒ある雰囲気は、この石畳に依るところが大きいと言われています。
この道の裏を流れる花合野川も、湯平を語る上では欠かせない自然です。
山あいに奏でる川のせせらぎが、旅人をノスタルジーにさせます。
ほのぼのとした雰囲気が癒してくれます。
湯平温泉はは、古くからの湯治場としても有名で、昔ながらの共同浴場が観光客に人気となっています。
夕暮れどきともなりますと、石畳はお湯を求める人たちでにぎわいます。
湯平温泉は、全国3位の豊富な湯量を誇り、無色透明で疲労回復や筋肉痛、関節痛に効能があると言われています。

全国温泉旅館ナビのおすすめ旅館一覧はこちら。
- 丸沼高原スキー場 群馬県利根郡片品村大字東小川4658−58 電話0278-58-2211
- みどりの郷みちのく城址温泉 岩手県胆沢郡金ケ崎町永栄上宿26−3 電話0197-44-2131
- 汐の湯温泉 大阪府豊能郡能勢町森上317 電話072-734-0021
- 温泉民宿しらはま屋 山形県鶴岡市湯野浜1丁目15−7 電話0235-75-2275
- 宮嶋舘 愛知県幡豆郡吉良町大字宮崎字馬道24 電話0563-32-0113
- 奥飛騨山荘のりくら一休 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯85−3 電話0578-89-2635
- 松楓楼松屋 栃木県那須塩原市塩原168 電話0287-32-2003
- ホテル静養園 千葉県富津市大堀1528 電話0439-87-1221
今日のお勧め記事 ⇒ 群馬県 草津温泉
草津温泉は、群馬県吾妻郡草津町にある温泉のことです。 林羅山の日本三名泉に数えられています。 江戸時代の温泉番付では、当時の最高位である東大関にランクされ、名実ともに日本を代表する名泉の一つです。 北西部には、草津白根山、本白根山、逢の峰がそびえています。 草津と言いますとやはり温泉です。 自然湧出量が毎分32300リットルと日本一を誇っています。 酸性度もph2.1と強酸です。 入浴の際、身体に傷などがありますと激しく沁みることでしょう。 眼に入りますととても開けていられ
当サイトに掲載されている店舗情報、営業時間、などは、記事執筆時の情報です。最新情報はオフィシャルサイトにて確認していただければと思います。